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2023年03月03日
物理の2種類のカリキュラム
下記の「1回1回の授業ごとのカリキュラム(1学期の例)」は、結構タイトですので、消化不良にならないために、下記よりも少しゆっくりとしたカリキュラムにすることもあります。その場合でも、夏期の7月、8月までには、1サイクル目の学習として、全範囲を行ないます。カリキュラム、または、それ以外のどんなことでも構いませんので、名古屋医学部予備校のメディカルトレナに、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
物理の2種類のカリキュラム
目次
1回1回の授業ごとのカリキュラム(1学期の例)
年間カリキュラム
1回1回の授業ごとのカリキュラム(1学期の例)
力学(6)と熱力学(2)と原子(3) | 電磁気(9)と波動(4) | |
4月3日(月)の週 | 力学:等加速度運動、力のつり合い、運動方程式 | 電磁気:点電荷、コンデンサー |
4月10日(月)の週 | 力学:剛体のつり合い、仕事とエネルギー | 電磁気:コンデンサー |
4月17日(月)の週 | 力学:力積と運動量 | 電磁気:直流回路 |
4月24日(月)の週 | 共通テスト模試の過去問 | 電磁気:直流回路 |
5月1日(月)の週 | 記述模試の過去問 | 電磁気:コンデンサーを含む直流回路 |
5月8日(月)の週 | 力学:慣性力、円運動 | 共通テスト模試の復習 電磁気:電流と磁場 |
5月15日(月)の週 | 力学:単振動 | 記述模試の復習 電磁気:電磁誘導 |
5月22日(月)の週 | 力学:単振動、万有引力 | 電磁気:電磁誘導 |
5月29日(月)の週 | 熱力学:固体と液体の熱、分子運動論 | 電磁気:交流、電気振動 |
6月5日(月)の週 | 熱力学:気体の状態変化 | 波動:波の性質、音波:弦の振動 |
6月12日(月)の週 | 原子:光電効果、コンプトン効果 | 波動:音波:気柱の共鳴、ドップラー効果 |
6月19日(月)の週 | 原子:ボーアの原子模型 | 波動:光波:屈折と全反射、レンズ、光波の干渉 |
6月26日(月)の週 | 原子:X線、ブラッグ反射、原子核 | 波動:光波の干渉 |
年間カリキュラム
1学期 | |
教材 | 参考書: エッセンス 問題集: エッセンス:参考書であり、問題集でもあります。 良問の風:基本的に、エッセンスと同じ難易度の問題が載っており、基本的な入試問題集です。私立の医学部に合格するだけの実力をつけるためには、この教材よりも少し難易度が高い問題集も必要です。 重要問題集:A問題は、入試の標準問題で、B問題は、東大京大レベルの問題ですので、B問題を解く必要はありません。A問題をきちんとわかった状態で解くことが出来るようになれば、多くの私立の医学部に合格できるだけの実力をつけることが出来ます。 |
目標 | 基礎から応用の全体にわたって、作っていく必要があります。1学期は、全範囲を学習します。基本事項の講義を行ない、その上で、典型的な解法の解説を行ないます。1学期も出来る範囲で、応用問題も扱っていきます。その結果、旧センターレベルの問題であれば8割以上解け、記述模試の問題であれば、偏差値65以上取れるように行なっていきます。 ○実践的な問題 実践的な問題である、記述模試やマーク模試の過去問も扱います。 ○計算問題は、式以外に言葉をきちんと書きましょう。 |
予習 | 受験用の参考書としてエッセンスを使いましょう。参考書を読んだ上で、予習で指定されているエッセンス、良問の風、重要問題集の問題を解きましょう。 計算問題は、式以外にも言葉を書くようにしましょう。 どの問題を解けばいいかは、講師が毎回授業で指示します。 |
復習 | 詳細は異なりますが、化学と同様の内容が多いですので、詳しい内容を省略させていただきます。 |
2学期 | |
教材 | 参考書: エッセンス 問題集: 良問の風 重要問題集 名問の森:重要問題集のA問題とほぼ同じ難易度の問題集です。 プリント:予想問題、そして、やったことがあるかどうかで差が付きやすい問題などを厳選して扱います。私立の医学部より難易度が高い問題も含まれます。 |
目標 | 基礎や典型的な問題などを再度確認しながら、応用力実践力をさらに伸ばしていきましょう。応用力、実践力をさらに伸ばすために、1学期使いましたエッセンス、良問の風、重要問題集以外に、学習状況が順調な場合は、名問の森、そして、私立の医学部より難易度が高い問題が載っているプリントも使って学習していきます。その結果、旧センターレベルの問題であれば9割前後解け、記述模試の問題であれば、偏差値70以上取れるようにしていきましょう。 ○2学期は、問題を解くスピードを上げるために、予習、復習で、制限時間内で問題を解いてもらいます。 ○実践的な問題 実践的な問題である、記述模試やマーク模試の過去問も扱います。 ○論述問題 物理ではあまり論述問題は出題されませんが、大学によっては、たまに出題されます。あまり出題されないからこそ、いざ出題されると差が付くことになります。ですので、最低限の論述問題の練習も行います。 ○過去問 2学期の半ばの10月中旬くらいから過去問を始めます。 解説形式の授業では、予習で解いた問題の解説を中心に進めていきます。 |
予習 | 受験用の参考書としてエッセンスを使いましょう。参考書を読んだ上で、予習で指定されているエッセンス、良問の風、重要問題集、名問の森、プリントなどの問題を解きましょう。 計算問題は、式以外にも言葉を書くようにしましょう。 自分の弱い分野や少し忘れているような分野は、問題を解く前に、今年度の1学期の授業ノートや教材を読み直したりしましょう。 どの問題を解けばいいかは、講師が毎回授業で指示します。 |
復習 | 名古屋医学部予備校のメディカルトレナでは、普段の復習、そして、過去問の復習では、次の問題を出題します。 復習では、次の2種類の問題を出題します。まずは、予習で解けなくて、授業で理解できた問題そのものです。そして、次は類題になります。 授業のノートを見直し、そして、予習で解けなかった問題やその類題などを解きなおしましょう。そして、わかってなかったけどたまたま解けた問題、または、解けたけど自分ではいい解法が気づかなかった問題なども、復習では必ず解きなおしましょう。 どの問題を解き直せばいいかは、講師が毎回授業で指示します。 過去問を時間を計って解いてもらうときは、復習は次の問題を出題します。 ○過去問で解けなかった問題そのもので、かつ、本番で解けないといけない問題を解きなおしましょう。 ○過去問で再発見された弱点を補強するため、これまで使ってきた問題集から、その都度類題を出題します。 ○苦手な分野や苦手な問題がはっきりしている場合は、苦手な分野の総復習としてそのような問題をまとめて出題します。 |
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