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2022年12月27日
藤田医科大学の「生物」の傾向と予想(名古屋医学部予備校)
的中についてです。例えば2017年度:バイオテクノロジー、2020年度:細胞分裂が的中しました。細胞と組織:周期的に考えるとそろそろ「細胞分裂」が気になります、と予想を行っていましたら、2020年度に、細胞分裂の問題が出題されました。
藤田医科大学の「生物」の傾向と予想
目次
傾向
問題の特徴
傾向
○細胞と組織:周期的に考えるとそろそろ「細胞分裂」が気になります、と予想を行っていましたら、2020年度に、細胞分裂の問題が出題されました。
○環境と動物の反応:出題頻度の高い「神経」や「恒常性」
○代謝とタンパク質:頻出の「呼吸」、「光合成」
特に、よく出題されている計算問題を含んだ呼吸や光合成の出題の可能性が高いと考えられます。
○遺伝情報とその発現:半保存的複製」「遺伝子発現の調節」「バイオテクノロジー」
普通の問題なら「半保存的複製」「遺伝子発現の調節」、藤田らしい初めて見るような問題なら「バイオテクノロジー」だと思われます、と2017年度入試に対して、予想を行っていました。見事、2017年度に、バイオテクノロジーの問題が出題されました。
○生物の集団:「個体群、相互作用」
前期では2016年度、2018~2020年度、後期では2013年度と2014年度、2020年度に出題されています。『生物の多様性』や『生物の集団』の分野は旧課程では選択分野でしたが現行課程から必修分野になりました。現役生、高卒生ともに苦手な受験生が多い分野ですので、この分野の出来が合否のカギを握る可能性もありますので、一通りの知識はつけておきましょう。
問題の特徴
○選択式の問題よりも記述式の問題が多く出題されています。一部論述問題も含まれています。
○2014年度~2017年度、2019年度、2021年度は出題されていませんが、描図の問題も出題されています。また、計算問題もよく出題され、幅広い問題の出題です。
○前期では遺伝子、環境と動物の反応(恒常性、神経など)、代謝とタンパク質などがよく出題されています。
○2017年度以降は、細胞と組織、2018年度以降は、遺伝情報とその発現もよく出題されています。
○全体的には標準からやや難しめの問題が出題されます。初めて見る内容や図が出題されたり、問題の設定が分かりにくい問題も出題されることがありますので、難しく感じるかもしれません。しかし、非常に細かい内容まで問われることがありますが、知識問題をきちんと押さえればそれだけで5~6割近くは取れますので十分合格に近づけます。
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