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2023年01月29日
メディカルトレナ(名古屋医学部予備校)の対策について
よくよく振り返りますと、授業では、解けなかった問題の解説だけ、ということはないでしょうか。それでは、同じ問題が出題されない限り対策の効果が乏しいのではないでしょうか。
メディカルトレナ(名古屋医学部予備校)の対策について
目次
過去問を解く理由
似た問題を解けるようにするために:合格の可能性を大きく上げるために
過去問を解く理由
私立の医学部と国公立の医学部(前期、後期)の対策についてです。通常は、予習で、時間を計って過去問を解き、授業で解説があると思います。ただ、よくよく振り返りますと、授業では、解けなかった問題の解説だけ、ということはないでしょうか。それでは、同じ問題が出題されない限り対策の効果が乏しいのではないでしょうか。過去問を解く理由は様々あります。
例えば、
○特徴、傾向に慣れるため、
○過去問がどれだけ解けるか、いわゆる、自分の立ち位置、弱点を把握して、その弱点を普段使っている問題集などで改善するため、
○または、似た問題を解けるようにするため、
など様々あります。
似た問題を解けるようにするために:合格の可能性を大きく上げるために
大学入試では基本的には同じ問題は出題されませんが、授業で解けなかった問題の解説だけでは、同じ問題が出題されたときしか、対策の効果が出ません。似た問題しか出題されませんので、「似た問題を解けるように」することがとても重要です。そのためには、解けている問題についても、
○わかって解けているかどうか、
○この問題は誘導が丁寧だが、誘導が少ないときにどのようにアプローチしていけばいいのか、
○問題のひねりが多くなった時に、どのように解いていけばいいのか、
など、様々なことを行っていく必要があります。
簡単に言いますと、「解けている問題でも」様々なことを行っていく必要があります。
そして、対策授業の復習の問題もとても重要です。通常は次の3種類の問題を出しています。
1予習で解けていなくて、かつ、本番で解けないといけない問題。
2その都度、類題を出しています。
3弱い分野からの問題も出しています。
基本的には、対策授業でも、授業はあくまでも理解できる内容を増やす場で、復習が自分で出来ることを増やす場になります。「似た問題を解けるように」するためには、授業での「解けている問題でも」様々な解説が必要で、かつ、「類題」も含めた復習(上記の1、2、3の問題)がとても重要になります。
間違えやすい「内容」、本番で間違えやすい「問題」、差がつきやすい問題を、生徒一人一人ごとに恐ろしいほど把握しています。ですので、普段の予習、模試、過去問などで、どの問題が解けているか、解けていないかが、生徒の出来を見る前に、生徒ごとにかなり把握できます。言い換えますと、この生徒はどのような学力を伸ばせば合格できるかが、想像されていますよりもはるかに、把握していきます。このことは、対策授業だけでなく、普段の授業でも言えることです。
私立の医学部を受けられている受験生は、疲れがたまる頃だと思います。思っているような手応えが感じられない受験生もいるかもしれません。国公立の医学部を受けられます受験生は、共通テストが終わってからの約5週間の勉強で、まだまだ逆転できる可能性は大いにあります。この1年の自分の学習を信じ、一方で、自分の弱点をいつでも意識することも重要です。丁寧な気持ちと強い気持ちの両方を併せ持って、ぜひ合格を勝ち取っていただければと思います。
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