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2023年03月03日
名古屋医学部予備校の2種類のカリキュラム
予備校の一斉授業並みの1回1回の授業ごとのカリキュラムと年間カリキュラムの2種類のカリキュラムを作成します。
名古屋医学部予備校の2種類のカリキュラム
目次
1回1回の授業ごとのカリキュラム
年間カリキュラム
カリキュラム作成にあたり
1回1回の授業ごとのカリキュラム
どのような分野をどのような順番でどれだけの回数で授業を行なうかを、1回1回の授業ごとに予備校側と講師が一体となって決めています。
それぞれの教科、科目の1回1回の授業ごとのカリキュラム(1学期の例)では、数学3コマ、化学2コマ、物理2コマ、生物2コマ、英語2コマになっています。ただ、これらのコマ数を減らして、カリキュラムを作成することも可能です。そして、例えば、大きく弱い教科は3コマ、少し弱い教科は2.5コマというように、生徒の状況によって、コマ数を換えて授業を行なうことは多くなります。私立の医学部の場合であれば、小論文、国公立の医学部であれば、国語、社会、小論文なども含めて、全教科でカリキュラムを作成します。
年間カリキュラム
その学期における教材、学習目標、予習、復習などについてのカリキュラムになります。
2種類のカリキュラムで、1人の生徒で全教科で、A4の用紙15~20枚くらいのボリュームになります。予備校の指導方針を徹底させ、または、決まった時期までに決まった範囲を行なうため、と言うのはいうまでもありませんが、授業の質と学習効果を最大限上げるために、予備校と授業の担当講師が一体となって、カリキュラムを作成します。夏期、2学期のカリキュラムの際は、それまでの学習状況、課題などを考慮するため、生徒によって、180度と言ってもいいほど、異なった内容になります。学力診断テストと学力自己申告シート、そして、志望校、そして、それらの内容を元に、カリキュラムを作成します。
カリキュラム作成にあたり
○学力診断テストで学力レベルを診断
1教科、1科目あたり90分の長い試験時間になっています。全範囲にわたって、かつ、基礎から私立の医学部の入試問題よりも難易度が高い問題まで幅広い難易度の問題で、あなたの学力を診断します。例えば、英語であれば、発音・アクセント、語彙問題、文法問題、語句整序、長文読解、和訳、英作文など、理科であれば、知識問題、計算問題、論述問題、実験考察問題など、難易度が幅広いだけでなく、幅広い問題で構成しています。
学力診断テストの分析の資料だけで、全教科でA4の用紙5、6枚くらいのボリュームになります。
○学力自己申告シート
学力自己申告シートで、これまでの学習状況、現在の状況などを把握します。学力診断テストによる現在の学力の把握も重要ですが、これまでの学習状況もとても重要です。と言いますのは、現時点での学力が同じ場合でも、今まであまり学習が出来ていない場合と、かなり勉強を頑張られています場合とでは、伸びしろ、学習方法の改善の方法などが異なってくるからです。
例えば、問題が解けなかった場合に、解説を読んで理解できた状態で安心したことはないでしょうか。理解できることと自分で出来ることは、レベルが異なり、やはり自分の手を動かしたことしかなかなか身につかないと思います。理解できたことも自分で解き直すと出来ないこともあります。一方で、解き直せば出来てしまうこともありますが、やはり解き直しておかないと、理解できたことを忘れてしまうと思います。
例えば、解けなかった問題を解説を見ながら解いて、その状態で、安心したことはないでしょうか。確実に解けるようにするためには、初めは解説を見ながら解くのも必要かもしれませんが、そのあとに、何も見ない状態で解けるまで、繰り返しとくことが必要になります。
実は、定着率を上げるために、復習でさらに行なうととてもいいことがあります。
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