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2024年06月15日
模試の復習と成績表の判定
第1回共通テスト模試と第1回記述模試の成績表が返却されている時期だと思います。模試の復習、成績表の判定について書かせていただきます。第1回共通テスト模試の成績表の判定はあまりよくない受験生が多かったのではないでしょうか。
模試の復習と成績表の判定
目次
模試の復習
成績表の判定
模試の復習
模試の成績表が返却されますのは、約1ヶ月後になります。プレは、もう少し早くて約2週間後になりますが。成績表が帰ってこないと正確な偏差値、判定など分からないこともありますが、一方で、記述模試でも、部分点を予想しながら自己採点を行なうことは可能です。共通テスト模試は、偏差値よりも得点が実力の目安になりますが、記述模試は、得点よりも偏差値が実力の目安になります。確かに、正確な偏差値は分かりませんが、質の高い講師であれば、偏差値もかなり誤差を少なく予想することが出来ます。成績表は約1ヶ月後で遅いですので、模試が終わりましたらすぐに、模試の復習を行ないましょう。その際、模試の出来を把握するために記述模試の場合は、講師に偏差値を予想してもらうといいでしょう。そして、現役生であれば学校の授業で履修したことがある範囲、または、高卒生であれば、今年度の予備校の授業で履修した範囲における正解率なども復習の際に計算するといいでしょう。
成績表の判定
第1回共通テスト模試の成績表の判定はあまりよくない受験生が多かったのではないでしょうか。共通テスト模試の判定は、国公立は換算得点で出され、私立は偏差値で出されるはずです。共通テスト模試が易しいと換算得点が下がることもありますので、判定が低くなる可能性があります。第1回共通テスト模試は、例年より易しかったため、換算得点が下がり、そのために実際の合否の可能性よりも低くなっている可能性があります。一方で、私立の場合についてです。共通テスト模試は、記述模試よりも問題の難易度は低いですので、記述模試よりも偏差値は出ません。ですので、私立は、共通テスト模試の偏差値で判定が出るはずですので、実際の合否の可能性よりも低くなってしまいます。成績表の判定は目安になりますし、合格の可能性のある程度の指標にはなりますが、上記の理由で、誤差があり得ます。ですので、模試の手応えがいいときは、必要以上に気にしない方がいいかもしれません。この場合の手応えがいいとは、たまたまいい得点が取れた、ということではなく、分かった状態で得点が取れて、いい手応えがあれば、という意味になります。成績表を必要以上に気にするよりは、課題、テーマを持って模試を受ける、その課題がどれだけクリア出来ているかどうかをチェックする、模試が終わったらすぐに復習する、などが重要です。その上で、次の模試に向かって課題を決める、ではだめで、課題を持って普段の学習を行うようにしましょう。言うほど簡単ではありませんが、上記の内容をぜひ参考にして頂ければと思います。
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