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国公立の医学部、
東大、京大の入試問題の傾向

国公立の医学部

選択問題が他学部と違ったり、採点基準が厳しいなどの違いはありますが、多くの国公立の医学部では学部間で共通の問題を含みますので、問題が難しいとは限りません。

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学部間共通の問題が難しくない場合

合格するためには二次試験で高得点を取る必要があります。
例えば、共通テストで高得点を取るためには、共通テストの問題を解くだけではなく、それ相応の二次力が必要であるということを考えますと、二次試験の問題が難しくはないといえども、安定して高得点を取るためには、二次試験の過去問よりも難しい問題、場合によっては、東大京大レベルの問題をある程度解くだけの相当高い学力が必要になります。
また、私立の医学部と比べると問題が難しくない割に思考力を必要とする問題が出題されやすい傾向があります。

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学部間共通の問題が難しい場合

問題が難しい場合は、傾向が変わった場合などは、医学部生といえども高得点を取る必要はありません。
ただ、やはり思考力を必要とする問題で合否が大きく決まりますし、余力があれば、過去問よりも難しい問題もある程度解けるようにすることも重要です。

問題の傾向が変わった場合に、そして、
問題の難易度が上がった場合に、合格の可能性を上げる方法とは


合格の可能性、難易度は、問題の難易度とはあまり関係がありません。
といいますのは、問題が易しければ多くの受験生の出来は良くなり、また、問題が難しければ多くの受験生の出来は悪くなるからであり、結局、合格の可能性、難易度は、受験生の母集団のレベルで決まるからです。
得意科目は、難しい方が差がつけやすいですので、得意科目は難しい方が有利であり、また、苦手科目は、易しい方が差がつけられないので、苦手科目は易しい方が有利、といった点も挙げられますが、問題の難易度によって合格の可能性、難易度が変わる点を強いて挙げるならば、多少の余力を持って、過去問が解けるだけの学力があるかどうかという点になります。
といいますのは、過去問よりも少し難易度が高い問題まで演習を積んでいれば、通常の難易度の問題は余力を持て解くことが出来ますので、問題の傾向が変わったり、または、問題が難しくなった場合でも、そして、何よりも通常の傾向の問題の場合でも、安定して合格を勝ち取ることができるからです。
大学によって過去問が易しめの場合は、医学部では高得点が要求されます。
例えば、共通テストで高得点を取るためには、共通テストの問題を解くだけではなく、それ相応の二次力が必要であるということを考えますと、高得点を安定して取るためには過去問よりも高いレベルの学力が必要になります。
このような場合もやはり、過去問よりも少し難易度が高い問題まで演習を積んで、過去問よりも少し難しい問題を解くだけの学力を身につけることが要求されます。

東大京大

国公立の医学部と同じように、東大、京大では必ず思考力を必要とする問題が出題されます。
とは言っても、すべての問題が難しいわけではありませんが、 一方で、基本的な問題もほとんどありません。
数学や理科の場合であれば、前半は、典型的な解法で機械的に解ける問題(入試問題全体における典型的な標準問題)から始まり、後半は、思考力を必要とする難易度が高い問題、という出題が特徴です。
したがって、国公立の医学部と同じように、典型問題を確実に解けるようにした上で、思考力を必要とする問題で差がつけられるようにすることが必要です。
また、国公立の医学部と同じように、余力があれば、東大、京大の過去問の通常の難易度の問題よりも難易度が高い問題をある程度解けるようにすることも重要です。
といいますのは、通常の難易度よりも難しい問題がある程度解けるようになれば、通常の難易度の問題は余力をもって解くことができますので、問題の傾向が変わったり、または、問題が難しくなった場合や、何よりも通常の傾向の問題の場合でも、安定して合格を勝ち取ることができるからです。
二次試験で必要な得点率は、東大は理一、二は50%ちょっと、理三は70~75%、京大は、医学部以外は60%ちょっと、 医学部は75%です。
あくまでも目安です。

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